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金属類

鉄、銅、マンガン、コバルト、クロム、ニッケルの金属類が着色原料です。基礎釉にこれらを加えると基本的に色が着きます。ただし、焼きかたによって、例えば基礎釉や酸化や還元などの雰囲気、他の添加材によって色合いは変わります。 鉄は少量(1-2%)で黄色(酸化)または淡青(還元)、量が増えると(2-5%)茶色、それ以上で(6%-)黒くなります。酸化鉄や弁柄、鉄分の多い土石から取ります。 銅は酸化で徐々に緑味を帯び、4%以上でいわゆる「織部」の緑になり、8%以上で銀黒となりやすい。還元では少量の銅と焼成条件が合えば青紫(均窯)から血の赤(辰砂)となります。おもに酸化銅、炭酸銅から取ります。 マンガンは添加量に応じて茶から黒茶、そして銀黒になります。特定な条件では紫味を帯びます。 酸化マンガン、炭酸マンガンを使います。 コバルトは少量で発色する強い青色の原料です。2%以上で瑠璃色となります。条件が揃えばピンク色の結晶が出ます。 酸化コバルトを使います。 クロムは基礎釉によって変化し、緑またはピンクから肌色となります。酸化クロムを使います。 ニッケルは褐色から淡緑色となり、藍色の結晶もでます。酸化ニッケルを使います。 その他に錫、チタン、ジルコニウム等が乳濁材(白色)として使われます。 錫は酸化錫から取ります。高価なため昔ほど使われていません。 チタンは酸化チタン、鉄分が入っていいときはルチルから取ります。チタンは素地中の鉄分などの影響を受けやすい原料です。 ジルコニウムは変化の少ない安定した乳濁剤で珪酸ジルコンから取ります。